序章 会社を売るということ

 

■ 会社を売るということ

 

私は数年前にM&Aで会社を売却しました。

自分で起業した会社が波に乗り成長過程での売却でした。

会社を共に担ってきたスタッフ達と、弊社の成長力と企業理念に賛同してくれた株主に未来を託しました。

とはいえ売却後も会長として5年間以上も伴走してます。
出勤日数は週1、2回に減りましたが、経営や技術の承継が主な仕事です。
会社の業績は変わらず順調で、私がイグジットした時より倍以上の企業価値に成長しております。
また自身で別の新事業も立ち上げ経営しております。

欧米ではシリアルアントレプレナー(連続起業家)などともてはやされますが、日本では会社の売却はネガティブに思われるときも多々あります。


■ 最近はM&Aでの売却が増えてきた

しかし最近は少しずつ変わってきて「引退したいが後継者がいない」とか「会社の売却を考えているので売り方を教えてほしい」と相談されることも多くなってきました。

M&Aでの事業譲渡の良い悪いの論争はひとまず置いといて、M&Aすることで会社に良い影響もありました。

外部から新しい風が入り、スピード感が上がり、社員が急成長したりといろんな変化や良い意味での化学反応もおきました。

また自分一人で経営をしてる時には分からなかった気づきもあり、私自身、視野も広くなり、ひと回り成長できたように思います。

これから会社の売却を検討されている社長さんは「売るとき、売ったあとってどうなるんだろう」と気になるところだと思います。
当時の私も同じ気持ちでしたので良く解ります。

M&Aでは売り手が不利

M&A取引では「情報の非対称性」が論じられます。
専門知識を持たない売り手が実は圧倒的に不利なんです。

実際にしてみないと解からないことが多いのがM&Aですが、通常会社を売るのは一回の場合が多く失敗にすら気づきません。
それに乗じて悪意のある買い手や仲介業者がはびこってるのも事実ではあります。

私も売却して初めて分かったこと、こうしていたら良かったと思う事が多々あります。

同じ中小零細で孤軍奮闘している経営者さんの今後の参考になればと拙い体験談をブログに記しております。
M&Aを考えてる社長さんの少しでもお役にたてれば幸甚です。 

 

                       Manda